初冬の里山を歩く

海上の森近況報告


半年ぶりに海上の森を歩いてきました。
この時期、訪れる人も少なく静かな里山の雰囲気が味わえます。帰り道、駐車場を見ると、四ツ沢には14台、解体工場跡地には16台ほどの車が止まっていました。

でも、9月の東海集中豪雨の爪痕は至る所に見られました。多数の土砂が流れていて至る所で路肩が崩れていました。

海上の森は地盤が軟弱で、少しの雨でも土砂が流れ出します。多分そのせいで開発の手からかろうじて残されていたのだと思いますが、いつまでも市民の憩いの場、遊び場としてこの里山を残していきたいですね。

001202-ochiba.jpg ≪湿地≫
屋戸小橋から屋戸川沿いに湿地をへて五輪塔を目指す。カサコソ、カサコソと音を立てる落ち葉が心地よい。春になるとこの辺りはシデコブシの群生が見られる。
001202-gorinto.jpg ≪五輪塔≫
静かなたたずまい。ここから名古屋方面がよく見える。
001202-sankakuten.jpg ≪三角点≫
標高はそんなに高くないが(166.5m)さすがに展望は抜群。ここで熱い味噌汁を作ってお昼にする。ここから見ると結構紅葉しているのが良く分かる。
001202-kouboudo.jpg ≪弘法堂≫
海上の里の中心にある。万博反対運動の資料や落書きノートなどが置いてある。立ち入り自由なので見ておくといろいろな人がいるのが良く分かる。
001202-taisyoike.jpg ≪大正池≫
2000年9月の東海豪雨で、無残にも半分以上が土砂で埋まってしまっていた。土砂と言うよりは海岸の砂のよう。如何に海上の森の土壌が軟弱か良く分かる。
001202-kouyou.jpg ≪篠田池付近の紅葉≫
モミジとコナラの紅葉のトンネル。海上の森は紅葉する木が少ないと思っていたが、この付近は見事に紅葉していた。今年の紅葉は1〜2週間遅いようだ。
001202-sinodaike.jpg ≪篠田池≫
暖かい時期には大勢の人で賑わうが、今日は静かだった。ここは集中豪雨の影響はなかったようだ。
001202-monomidai.jpg ≪物見台≫
万博協会の立派な看板が立っている。すでに大幅に計画が変更されているのにこんなに大規模な計画だったのかと改めて思う。眼下には大正池を始め海上の森が一望できる。
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