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 展望の山・岐阜・可児・鳩吹山313.5m
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  • 山行日   06.3.18(土)
  • 行程
    • 名古屋(出発時間)7:30−(到着時間)8:09善師野8:20−8:35大洞池−9:05継鹿尾山−東海自然歩道−石原口−西山−北回りルート−11:37鳩吹山12:30−真禅寺ルート−西可児駅
  • メンバー  2人

久々の山行
このところなかなか山へ行けなかったが、前日になって急遽決行することとした。
でも、週間予報では18日は晴れで19日は雨との事だったのに、直前の予報では18日昼から雨になるとの事。
ぼやきながらも、何とかなるだろうと出発することとした。

実はこの山行は4月に行う予定の別の山グループの山行の下見である。
私自身、鳩吹山は今回で2回目、東海自然歩道を歩いていて、ついでに登ったのが最初だった。
記録を調べて見ると前回登ったのは7年も前だった。

7時30分名古屋より新可児行き急行に乗車。
犬山から可児方面への直通の列車であるが、8両編成のうち前4両は犬山で切り離すとのアナウンス。
しかも、前4両と後ろ4両の間は通過できない構造となっている。
仕方ないので途中の駅で後ろへ乗り換えた。


<どこかの柴犬と一緒に継鹿尾にて>
なぜか柴犬がお供に
8時9分善師野駅着。無人駅だがトイレあり。
身支度整えて8時20分出発。
前に来たのは随分前なのですっかり忘れている。
2万5千の地形図を頼りに、神明神社の左を通って行こうとしたら道路工事中。
工事の人は迂回して欲しいとの事。見当をつけて1本西の道を北へ向かって歩く。
多分4月には工事は終わっていると思う。

およそ15分で大洞池。歩き始めは少し肌寒かったが、ここまで来ると体がぽかぽかしてきた。
池の直前から、2歳くらいのかわいい柴犬が1匹まとわりついてきた。
首輪をしているし、結構人馴れした犬でどこかで飼われている犬らしい。
踏んづけそうになるほどまとわりついてくる。
池では釣りをしている人が2人ほどいる。

池の北端の十字路に標識がある。
右へ行くと善師野駅とある。
まっすぐ行くと東海自然歩道。
左への標識は壊れていて読めないが、2万5千図では左へは継鹿尾山へのショートカットルートが記載してあるので、たぶん行けるだろうと思って、左のルートを行くこととした。

<1本だけ満開の三つ葉つつじ>
幾筋もの踏み跡が
しばらく進んでいくと、道が少し分かりにくくなってきた。
倒木もあるし踏み跡は不鮮明だが、2万5千図とコンパスを頼りにずんずん進んでいく。
2万5千図では1本道であったが、実際は行く筋もの道がある。
9時5分、やっと継鹿尾山へ到着。

ここまで来てやっと思い出した。
そう言えば、東海自然歩道のルートがこのあたりで南回りと北回りに別れているので、継鹿尾山は2回通過している。
いずれも前は犬山遊園から登って来た。
ここは休憩所があって、犬山方面の展望が開けているが標高は低く、あまりぱっとしたところではない。
犬山方面からひとり登ってきた。今回の山行で初めての登山者である。
犬は相変わらずついてきている。犬と一緒にここで記念写真をパチリ。

少し休んで出発。
ここからは東海自然歩道でよく整備されていて歩きやすいが、直後の急な階段の下りは少々閉口する。
途中、ウサギかリスか小動物が駆けていくのが見えた。
犬はそれらを追いかけたり遊びながら、石原口を過ぎてもまだついて来る。

犬は好きなのでついて来てくれるのは楽しいが、あまり遠くまで行くと帰れるのか心配になり、追い返すこととした。
ストックを地面にたたきつけて大きな声で脅かすが、それでもついて来る。困った。
石原ルートを登りかけたところで対向者があり、訳を話して連れて行ってもらうこととした。
犬はやっと対向者について戻っていった。

最高峰は西山だった
舗装道路を越えてしばらく登ると左西山、右鳩吹山への分岐に出る。
この際、行ったことの無い西山へ向かう。
ここまで来るとさすがに沢山の登山者に出会う。
少々分かりにくかったが10時半頃(記録失念)西山到着。

勘違いしていたが、このあたりの最高点339mが西山だった。
てっきり鳩吹山が最高点であると思い込んでいたので、2万5千図を見ていてどうも地形が合わないと思っていた。
西山は三角点があるのにぜんぜん展望も無く全く面白くない。

どうせならとこのまま北回りルートで鳩吹山へ向かう。
地図で見るよりはかなりアップダウンがあって歩き応えがある。


<今にも降り出しそうな雲行きの鳩吹山>
なぜかつつじが
途中、もう紫の花が満開の三つ葉つつじが1本あった。
ほかはつぼみは膨らんでいるものの、全くまだ花をつけてないのに、どうゆう訳かこの木だけは満開である。

雲行きはますます怪しくなってきた。
11時37分鳩吹山到着。善師野から3時間20分かかった。
頂上では、子供づれの6人ほどのパーティや4人パーティーなどがすでに昼食を摂っている。
われわれもここで昼食。味噌汁を作って握り飯をほうばる。満腹になったところでコーヒーを沸かしてしばしくつろぐ。

携帯電話が通じるので友人へ登山の報告。
ひとりは仕事中だったので、仕事の能率が上がるように山の雰囲気をたっぷり伝える。
もうひとりは九州の山めぐりとかで携帯が通じないので、メールでこちらの実況を送る。

しまった間違えた
そうこうしていると、山頂で1時間近くを過ごしてしまった。
天候はいまにも雨が降りそうな模様。
降られない内に早く下山しなければと急ぐ。
頂上すぐの休憩所の所でも何人かがいる。

一目散に下山にかかると、目の前にお寺と墓地が見える。
しまった間違えた。
大脇口の方へ降りるところを、真禅寺の方へ降りてしまった。
引き返そうかと思ったが、天候のことを考えるとそのまま下山した。
あとでインターネットのプリントを見ると、頂上すぐの休憩所の手前を左へ行かなければならなかったらしい。

ヒッチハイクで
すぐに真禅寺へ下山。こちらへ降りたのなら西可児のほうが近かそうだ。
駅まで歩き始めたところ、鳩吹山から降りた年配の夫婦の乗った車が止まって、西可児駅まで乗せて行ってくれるという。
これはありがたいと乗せて頂く。思わぬヒッチハイクをすることとなった。
10年ほど前から可児の団地に住んでいる人で、夫婦でしょっちゅう鳩吹山や美濃、北アルプスなどの山へ登っているとの事。
おかげで雨の降る前に電車に乗ることが出来た。

電車が犬山を出る頃、窓ガラスに雨が・・・・・・・・

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